事業者名 |
山形鉄道株式会社 |
事例名称 |
Netトレイン |
概要 |
列車内で無線LANによるインターネット接続サービスを提供する。 |
取組の様子 |
インターネット接続サービスの利用 |
協力者・関係者 |
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長井村塾 (提案及び技術提供) |
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株式会社メルコ (機器の提供) |
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背景 |
地域の町おこしの一環として計画されている市内中心部のネットワーク構築事業に協力するため、全国でも事例の少ない列車で移動しながらインターネット接続サービスを開始した。 |
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内容 |
平成15年6月導入。列車に乗ったお客様が無料でメールチェックやインターネットの接続が行える。所有している列車8両の内5両に機器を設置しており、外部接続は、AirH”128Kbpsを使用し平均40Kbpsの通信速度が得られる。 |
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鉄道事業者、沿線自治体の概要 |
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事業形態 :第一種鉄道事業者 |
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営業キロ :30.5km |
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輸送人員(平成14年度):917千人 |
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主な沿線自治体及び人口(平成15年3月末):長井市
31,589人、白鷹町 17,152人 |
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効果 |
利用客は少ないが、地元テレビ及び新聞に取り上げられたほか、インターネット等の記事の取材があったことにより、話題提供が図られた。 |
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成功(失敗)理由 |
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協賛スポンサーを募り、地元企業14社から広告を得ることができた。 |
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運営面を含めた費用は広告掲載料で採算がとれていることからコスト減が図られたこと。 |
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公衆無線LANサービスの導入にあたり、車体広告を行うことで協力会社から機器の無償提供を受ける等、設備投資額が低コストで実現できたこと。 |
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無線LAN設備の取り付けにあたっては、既存車両の設備変更は必要ないものであったこと。 |
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今後の課題 |
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地域のまちおこし事業に連携した事業であり、更にスムーズな沿線情報の提供を図っていく |
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宣伝PRを強化し、利用客の増加を図っていく。 |
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お問い合わせ先 |
東北運輸局 |